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胃が小さくなった!の誤解

ダイエットを始めて食事量を減らしていたとして、「今日はいつもより食べちゃおう!」と意気込んでも、以前のように量が食べられなくなった経験はございませんか? そのとき十中八九「胃が小さくなった」と心の中で唱えると思うのですが、食べる量を減らしたとしても胃の大きさは変化しません。 そして、背格好が同じ人であれば基本的には大きさは変わりません。

フードファイターの方たちも普通の胃の大きさをしています。不思議ですよね。 「お腹いっぱい!」の状態というのは脳の満腹中枢が判断しています。 食事をしている際に胃から発生する『レプチン』というホルモンが刺激を受けることにより、脳が「この子お腹いっぱいだよー」と身体の中に満腹信号を流します。 それにより、人は「お腹いっぱい」と感じて、ご馳走さまでした。に至ります。 胃の大きさは変わらないのに何故食べる量が変化するのか、というと、脳がこの『レプチン』の刺激に慣れてしまい、満腹中枢が麻痺することで起きるのです。面白いですね。 この“脳を麻痺させる”というのはトレーニングにおいても、1つ上のステージに行くための非常に有効な方法です。 これについてはまたお話しします。

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